機械学習と AI技術を駆使したSEOプラットフォームBotifyによってeコマースのパフォーマンスを向上させ、完全に自律的な方法で実施事項に優先順位をつけることができたロレアル・フランスの業務効率化成功事例をご紹介します。
56のブランド、14のeコマースサイト、そして膨大な数の商品を展開しているロレアル・フランスは、膨大な量のコンテンツを制作していますが、常に新しいコンテンツへの置き換えが行われているため、認知度が低下する可能性があります。ロレアルの最高マーケティング責任者（CMO）兼最高デジタル責任者（CDO）であるエリーゼ・デュクレット氏は、「例えば、スキンケア製品の使い方やスキンケアの手入れ方法などのコンテンツを10年間にわたって紹介してきた場合、そのコンテンツは10年前と同じように今日でも有効です」と述べています。ブランドには、コンテンツを素早く更新し、ランキングを向上させることができる柔軟性が求められています。
検索エンジン最適化（SEO）は、ロレアル・グループのマーケティング戦略において常に重要な役割を果たしており、有料広告の採用よりも以前からずっと行われてきました。しかし、ロレアルが経験した危機に話しを戻すと、ロレアルは広告への支出の削減を余儀なくされた状況について、フランス事業のCMO兼CDO、エリーゼ・デュクレット氏は次のように述べています。「SEOが、私たちにとってパフォーマンスチャネルとして最優先事項になり、SEOがこれまで以上に重要になっていることが明白になりました。」「有料広告は、キーワードを購入し、それによって検索結果に反映されるという意味で、よりストレートで直接的な効果が得られます。一方、SEOでは、コンテンツ戦略を練り上げ、テーマリーダーとなって、より確実な方法で消費者の興味を引くことができます」。
ロレアルは、SEO対策を万全にするため、近藤麻理恵というユニークな人物からインスピレーションを得ました。「近藤麻理恵さんが自宅のクローゼットを整理してスペースを最適化する専門家であるのと同様に、すべての要素を上手に整理して、目に見えるようにすれば、消費者に使ってもらえます。そこで私たちは昨年、この近藤麻理恵戦略を実施し、すべてのコンテンツを適切に参照・索引インデックスして、消費者に見てもらい、使ってもらい、関連性を持たせるようにしたのです。」
ロレアルは、オーガニック検索を利用して、コンテンツの視認性とトラフィックを向上させ、オンラインでのコンバージョンを促進することに注力してきました。デュクレット氏は、オーガニック検索の主な利点は、ロレアルの消費者に信頼性を与えること、と指摘しています。ロレアルの消費者はコンテンツの品質が確保されていると感じるため、ブランドの整合性がより高いレベルで満たされるのです。ロレアルの膨大なコンテンツカタログがオンライン検索で上位に表示されるよう、ロレアルとBotifyは密接に連携して作業に取り組みました。ロレアル側の作業負荷を軽減するため、Botifyはどのような対策を取るべきかを、潜在的な事業への影響の度合いに基づいて優先順位をつけて、ロレアルの作業グループに自動提案を行いました。デュクレットは、多くのブランドや地域にまたがる複雑な組織にとっては、この方法がうまく機能したと振り返っています。ロレアルのチームは、より機敏で積極的な方法で変更を実施できるだけでなく、他の重要なプロジェクトや取り組みにも集中できるようになりました。また、この膨大なコンテンツ群を活用し、それらを自然検索で可視化することで、2020年にはeコマースをグループ全体の売上の20%にするという目標を達成することができました。
「Botifyチームとのミーティングでは、Botifyが当社の大きな課題の1つである、膨大なコンテンツの視認性確保の問題を解決してくれたので、とても感銘を受けました。私にとって、Botifyの能力とは、ロレアルが保有するコンテンツを有機的に活用することを可能にしてくれるものです。そして、私たちが共に達成した結果は非常にポジティブなもので、素晴らしい、の一言でした。」
-ロレアル、最高マーケティング責任者兼最高デジタル責任者、エリーゼ・デュクレット氏
Botifyがどのように貴社のウェブサイトの力を引き出すことができるのか、さらに詳しくお聞きになりたいと思いませんか？今すぐお問い合わせまたはデモのご依頼を！
